「ときわ台景観ガイドライン」の運用について

「ときわ台景観ガイドライン」は常盤台1・2丁目地区が「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」で「街並み景観重点地区」に選ばれて住民主体の準備協議会が足掛け4年の歳月をかけ、住民の皆様の街並み景観に対する意識や要望を調査し、その結果を科学的な手法で分析し作られたガイドライン案を住民の多くの方々の賛成を頂き東京都に承認された「街並み景観ガイドライン」です。

 

「ときわ台景観ガイドライン」の根底に流れる精神は(1)緑豊かで(2)街並みに調和がとれ(3)安全な 街と言うものです。つまり住民の皆様の街並み景観に対する思いがこの三つに集約されていると思います。

この「景観ガイドライン」は平成19年6月に承認されましたNPO法人ときわ台しゃれ街協議会によって運用されております。

当該地域約39ヘクタールで、建築行為等を行う方はこのガイドラインに則ってNPO法人ときわ台しゃれ街協議会の協議担当者と協議をして頂きます。
「ときわ台景観ガイドライン」が運用された平成20年1月から200件強の協議が行われております。(平成26年末現在) 協議が成立しますと協議会から「同意書」が発行されます。建築確認申請書等にこの「同意書」を添付して頂くルールになっております。

 

一方、板橋区は平成23年3月に「景観行政団体」となり、同年8月に景観法に基づく、「板橋区景観計画」を策定し、運用を開始しました。板橋区を「景観形成重点地区」と「一般地域」に分け、それぞれに景観形成基準等が制定されております。本地区は「常盤台一丁目・二丁目地区」として、平成26年8月には「景観形成重点地区」に指定され、一般地域の方針に加えて地区独自の上乗せ方針及び景観形成基準が制定されております。

本地域で建築計画等をご予定されている方は板橋区の景観担当へ協議及び届出をして頂くルールになっております。
都条例による「ときわ台景観ガイドライン」と区の「景観計画」による「景観形成基準」の内容に一部差異はありますが、「緑豊かで街並みに調和がとれている街」と言う精神は同じものですので、どちらとも景観協議を行っていただきますよう、お願いいたします。